ランニングでダイエットはできない衝撃の理由
大阪 ランニングパーソナルサポート
「N.C.T」の近藤です。
※こちらの記事は、より分かりやすく書き直して以下のページにUPしています。
今回は、
『ランニングとダイエット』
をテーマにお話しさせていただきます。
ダイエットを目的にランニングを始める方は多く、ランニングを始めたきっかけのトップ3に常に入ってきます。
実際に、
N.C.Tのパーソナルレッスンを受けていただいている方の中でも、
ダイエット目的な方は多くいらっしゃいます。
そんな中、ご相談を受ける中で多く見受けられるのが、
「ランニングをしたらダイエットができる」
と思っている方です。
実はそんなに甘くはないんですよね…
その理由をお伝えさせていただきます。
ランニングがダイエットに良いと言われている理由
ランニングがダイエットに良いと言われている理由として、
「有酸素運動による脂肪燃焼効果」
があります。
確かにランニングは有酸素運動であり、
ランニングを20分以上継続することにより脂肪を優先的にエネルギーに変換していくので、脂肪燃焼効果があります。
実際にランニングを始めて体重が減った方もいらっしゃると思います。
ただ、中には思うように体重が減っていかない方もいます。
「こんなに走っているのに何でなかなか痩せないの!」
というあなた。
有酸素運動のデメリットが原因かもしれません。
有酸素運動のデメリット
有酸素運動には、
脂肪燃焼効率がいいというメリットもありますが、デメリットも存在します。
【有酸素運動のデメリット】
①筋肉が減少する
有酸素運動によって脂肪が燃焼されますが、脂肪だけを使ってエネルギーを作っている訳ではありません。
脂肪を使う割合が大きくなるだけで、脂肪以外の糖質とタンパク質もエネルギーとして使っています。
長時間の運動になればなるほど、糖質は枯渇し脂肪とタンパク質でエネルギーを作るようになります。
脂肪だけを分解して使ってくれれば問題ないのですが、タンパク質も分解してエネルギーを作ってしまうのです。
タンパク質を使うということは、筋肉が減少するということです。
走りこめば走り込むほど、筋肉を減少させてしまう恐れがあるのです。
トップランナーに筋肉隆々のランナーがいないことをみても分かりますよね?
②省エネの身体になる
有酸素運動を継続すると、エネルギー効率が上がってきて少ないエネルギーでも身体を動かすことができる省エネの身体になります。
このことは、マラソン大会での記録向上などのパフォーマンスアップの観点で言えばプラスに働きます。
ただ、ダイエット目的だとすると話は変わります。
省エネの身体ということは、同じ食事をとっているとエネルギーが余ってしまい、余ったエネルギーは脂肪として蓄えられてしまうのです。
③基礎代謝量の低下
①筋肉が減少し、②省エネの身体になるということは、
基礎代謝量が減少してしまいます。
基礎代謝量が減少してしまうということは、
痩せにくい身体になる。
ということです。
ダイエットがしたくてランニングを始めたのに、痩せにくい身体になってしまっては本末転倒ですよね?
ランニングのみでダイエットをすると…
上記で挙げた有酸素運動のデメリットが働いて、ランニングをしているのに中々痩せないという現象が起こります。
また、痩せたとしても少しサボるとすぐにリバウンドしてしまいます。
ランニングでダイエットをしたいという方は、
・1回30分以内、週3回
・運動前後1時間の糖質摂取を控える
・おしゃべりできる位のゆっくりペースで走る
を抑えていただき、半年以上1回もサボらずに継続していくことが大切になります。
ただ、ランニングのみでダイエットをするのは効率が悪く、デメリットが働らくリスクもあるためおすすめしていません。
では、どうしたら効率よくダイエットができるのか?
「ランニンング+筋トレ」
の組み合わせが一番おすすめです。
ランニング+筋トレの組み合わせが◎
ランニングのみでダイエットするのではなく、筋トレを組み合わせてトレーニングしていきます。
筋トレにより筋肉量が増加します。
筋肉量が増加するということは、基礎代謝量が増加します。
基礎代謝量が増加するということは、
痩せやすい身体になる。
ということです。
そう。
有酸素運動のデメリットを筋トレによりカバーするのです。
ランニングの前に筋トレを実施することにより、成長ホルモンの分泌が促され、より脂肪が燃焼しやすい状態を作ることもできます。
また、ランニングだけだと全体的に痩せてしまいますが、筋トレを取り入れることにより、リバウンドしにくいダイエットをすることができ、メリハリのあるボディラインを手に入れることができるのです。
もっとも大切なことは…
「ランニング+筋トレ」によって効率よくダイエットはできますが、それより以前にもっと大切なことがあります。
それは、
「生活習慣の改善」
です。
どんなにランニングを頑張ろうとも、
どんなに筋トレを頑張ろうとも、
暴飲暴食をしていては意味がありません。
睡眠のリズムが崩れていては意味がありません。
太ってしまう理由の9割は、食事を含めた生活習慣の乱れですからね。
当たり前ですが、どんなに運動してもそれ以上に食べていては痩せるどころか太る一方です…。
生活習慣そのものを整えてこそ、
健康的なダイエットができるのです。
あなたにはぜひ、
「ランニングを通して、健康的な生活習慣」
を手に入れていただきたいです。
まとめ
今回は、ランニングとダイエットについてお伝えさせていただきました。
ランニングがダイエットに良いと言われる理由は、
有酸素運動による脂肪燃焼効果
です。
ただ、有酸素運動には以下のデメリットがあります。
①筋肉が減少する
②省エネの身体になる
③基礎代謝量の低下
有酸素運動のみでダイエットすると、
少しサボると、すぐにリバウンドしてしまいす。
効率よくダイエットしていくためには、
「ランニング+筋トレ」
がおすすめです。
もっとも大切なことは、
「生活習慣の改善」
です。
というお話をさせていただきました。
N.C.Tでは、ダイエット目的でランニングをしたいというあなたのために、筋トレも含めたあなたにとって最適なトレーニングプランを提案させていただきます。
ただ、せっかくランニングを始めたなら、
ダイエットも上手くいきつつ、マラソン大会出場による達成感や旅ランを楽しむ充実感を感じながら、走ることを楽しんでいただけたらと思って指導させていただいています。
ダイエットもしつつ、走ることも楽しみたいという方は、お気軽に問い合わせフォームよりご連絡くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
N.C.T|大阪 ランニングパーソナルサポート
ランニングトレーナー
近藤 裕二
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